はじめまして。sakura818uuuです。
Zendeskのチケットをslackに通知する方法をご紹介します。
はじめに
現在、私はCS(カスタマーサクセス)チームの技術的なサポートを行っています。
delyのCSチームでは、Zendeskを去年から使い始めました。
Zendeskのチケットが届いたり更新されたりすると、slackに通知が飛ぶようにしておりとても便利です。
このブログでは、Zendeskのチケットをslackに通知する方法をご紹介します。
手順方法
Incoming Webhookの設定、Zendesk拡張機能の設定、Zendeskトリガの設定を順に行っていきます。
Incoming Webhookの設定
- このページでIncoming Webhookと検索・選択します
2. 「Slackに追加」ボタンを押します
3. Zendeskの通知を飛ばしたいslackのチャンネルを検索・指定します
4. チャンネルの指定が完了したら「Incoming Webhook インテグレーションの追加」を押します
5.インテグレーションの設定 にある Webhook URL をコピーします。
このコピーしたURLは次のZendesk拡張機能の設定で使用します。
Zendesk拡張機能の設定
- Zendeskにログインします
- ホーム画面から歯車マークを押し設定ページに飛びます
3. 設定の拡張機能を選択します
4. ターゲットを追加を選択します
5. HTTPターゲットを選択します
6. HTTPターゲットの所定の欄を埋めていきます。
↓デフォルト
↓埋めたもの
・タイトルはご自由に
・URLはIncoming Webhookの設定の5の手順で得たURLを貼り付け
・方法はGETからPOSTに変更
・コンテンツタイプはJSON (コンテンツタイプはデフォルトでは表示されていませんが、方法をPOSTにすると表示されます)
・基本認証は今回はチェックなし
7. 送信ボタンの横にある選択肢をターゲットのテストからターゲットの作成に変更します
8. 送信ボタンを押します
9. ターゲットが作成されたら完了です
Zendeskトリガの設定
- Zendeskにログインします
2. ホーム画面から歯車マークを押し設定ページに飛びます
3. ビジネスルールのトリガを選択します
4. トリガを追加 を選択します
5. トリガ名と説明を書きます
6. 条件を設定します。ここの条件は使いやすいよう適宜変更してください。
今回の条件:
「チケットが作成され、ステータスが解決済みではなく、チケットにパブリックコメントがあるとき」
7. アクションを設定します。
まず、「ターゲットに通知」を選択します。
次に、「ターゲットに通知」の横枠に Zendeskの拡張機能の設定の9 で設定したターゲット名前が出てくるので選択します。
ここでは横枠に「テストです。」を選択しました。
コピペしやすい用 { "attachments":[ { "fallback":"新しいお問い合わせがありました", "pretext":"新しいお問い合わせがありました", "color":"#D00000", "fields":[ { "title":"件名: {{ticket.title}}", "value":"URL: {{ticket.url}}" } ] } ] }
JSONボディももちろんカスタマイズ可能です
参考: Slack API attachmentsチートシート - Qiita
8. 作成ボタンを押します
9.トリガが作成されていれば完了です
完成したらどうなるか
Incoming Webhookの設定、Zendesk拡張機能の設定、Zendeskトリガの設定が完了すると Zendeskからslackに通知が届くようになります🎉