dely Tech Blog

クラシル・TRILLを運営するdely株式会社の開発ブログです

SRE

クラシルにおけるElasticsearch v7へのアップグレードおよびElastic Cloudへの移行

はじめに 移行が必要となった背景 Elastic Cloudへの移行およびv7へのバージョンアップ 旧構成について 構成図 なぜElastic Cloudか なぜ移行と同時にアップグレードを行ったか なぜ最新のv8ではなくv7か サーバサイドの修正内容 新構成について 構成図 Traf…

クラシルのSREをチーム化するときに意識した3つのことと半年間の実績

こちらは、「dely Advent Calendar 2021」21日目の記事です。 昨日は、PdM櫻本さんの「とりあえずやってみる。精神について」という記事でした。 何か新しいことにチャレンジしてみたいと思っている方は、ぜひ読んでみてください! はじめに こんにちは、ク…

SREがプロダクトの価値を最大化するためにチームとして取り組んできたこと

こんにちは、プロダクト開発本部SREチームの松嶋です。 delyのSREチームは、2020年末頃まで最大2人体制の少数で奮闘してきましたが、嬉しいことにこの1年でメンバーが4人と倍増しました。 それまでは、リソース不足であったため足元にある緊急度の高い課題を…

delyのSREチームがオンコールトレーニングを導入する3つの理由

こんにちは! AWSのカオスエンジニアリングの新サービスもリリースされ、オンコールトレーニングへの関心が高まっているのを感じています。delyのSREチームのjoooee0000(高山)と申します。 この記事は「dely #2 Advent Calendar 2020 - Adventar」の24日目の…

システム管理者に贈る「運用改善に役立った!」AWSの機能4選

こんにちは!SREチームの松嶋です。 こちらは「dely #2 Advent Calendar 2020」の20日目の記事です。 adventar.org delyのアドベントカレンダーは#1もあるので、こちらもぜひ。 adventar.org 昨日は、maseoさんの「Google Optimizeでテストをしてる話」とい…

コンテナサポートされたLambdaで湯婆婆実装してみた

こんにちは!初めまして!delySREの中鉢です。 今年の10月にjoinしたばかりで、今は主にクラシルのインフラ基盤拡充を行っています。 本記事はdely #1 Advent Calendarの12日目の記事です。熱量が伝わる素晴らしい記事ばかりで戦々恐々ですが、がんばって書…

「SRE NEXT 2020」にdelyが協賛&登壇しました!

SRE

こんにちは。delyのSREの井上です。 delyは先日開催されたSRE NEXT 2020にGOLDスポンサーとして協賛をさせていただきました!当日はセッション枠を頂き、「delyにおける安定性とアジリティ両立に向けたアプローチ」をテーマに発表もさせていただきました。 …

AWS RunCommandを使ってEC2上に監視ダッシュボードをサクッと作る(Ansible+Terraform+Grafana編)

こちらは、dely advent calender 2019の23日目の記事です。 qiita.com adventar.org 昨日は、サーバーサイドエンジニアのyamanoiさんが「画像管理をActiveStorageからCarrierWaveへ乗り換えた話」という記事を書きました。興味を持った方は、是非読んでみて…

10分で完成!WEBサイトパフォーマンス計測基盤 ver.2019

SRE

はじめに 本記事は dely Advent Calendar 2019 の15日目の記事です。 昨日は開発部サーバサイドエンジニアの高橋くんが「Rails6の複数データベースの仕組みと実装時にハマったところ」という記事を書きましたので是非読んでみてください。 tech.dely.jp こん…

SREはじめました

こんにちは、6月にサーバーサイドチームからSREチームに異動した高山です。 私がSREチームにジョインすることとなり、SREのチームメンバーが増えることをきっかけに、現状のSREチームを見直すという取り組みを行っています。 弊社の開発組織にはもともとSRE…

kurashiruとECSとデプロイ

はじめに 本記事はdely Advent Calendar 2018の18日目の記事です。 Qiita : dely Advent Calendar 2018 - Qiita Adventar : dely Advent Calendar 2018 - Adventar 昨日は弊社iOSエンジニアの堀口(@takaoh717)が「エンジニアがCSと上手く連携するためのコ…

AWSの意図しない料金の上昇に気付く仕組み

はじめに 本記事はSRE 2 Advent Calendar 2018の11日目の記事です。 SRE 2 Advent Calendar 2018 - Qiita dely Advent Calendar 2018もやっていますので目を通していただけると嬉しいです。クラシルの秘話がたくさん書かれています。 dely Advent Calendar 2…

超手軽に構築する!サーバレスなWEBパフォーマンス定点観測基盤

SRE

はじめに 本記事はdely Advent Calendar 2018の4日目の記事です。 dely Advent Calendar 2018 - Adventar dely Advent Calendar 2018 - Qiita 昨日は弊社の機械学習エンジニアの辻がNixOSについての記事を書きましたので興味のある方は是非読んでみてくださ…

クラシルのデータ分析基盤

データ可視化推進室の深尾です。 delyではkurashiruリリース当初からデータ分析を重要視してきました。でも初めから使い勝手の良い分析基盤があった訳ではなく、これまでに何度も改良し今は4世代目となる分析基盤を中心に利用しています。今日はその分析基…

kurashiruの検索UX改善プロジェクト

こんにちは。 delyでISE(In-house System Engineer)をやっている@_skuwaです。 kurashiru[クラシル]のグロース、プロダクト改善の為の基盤の設計・開発を行っています。 今日はユーザーの検索行動のUXを向上させるために立ち上がった、検索改善プロジェクト…

SRE育成プロジェクト(APOLLO計画)でアストロノート1号になってみた!!

iOSエンジニアの西川です! kurashiru(クラシル)のiOSアプリの開発を担当しています。 前回のdely engineering blogで紹介させていただいたAPOLLO計画にアストロノート一号として選ばれた僕がこの計画の感想を書いていきたいと思います。 未来のSREを最速で…

未来のSREを最速で育てる!dely流SRE育成術、APOLLO計画の紹介

こんにちは。SREの@_skuwaです。 kurashiru(クラシル)を支えるインフラ作りや、ミドルウェアの開発等をやっています。 今日はdely SREチームが行っている障害対応訓練、APOLLO計画をご紹介します。 SREチームの課題 クラシルは他に類を見ないスピードで成長…

1台あたり10,000人を捌くRails製Webサーバのチューニング

SREの深尾です。kurashiru [クラシル] のインフラを担当しています。 タイトルのとおり、クラシルのwebサイトではRailsを使っており、1サーバあたり10,000人程度のアクセスに耐えることができます。実際には余裕を持たせて5,000人/サーバを目安にスケールさ…