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データサイエンスチームの取り組み サーベイチャレンジについて

はじめに

こんにちは。データサイエンスチームのsakura (@818uuu) です。クラシルの検索改善を担当しています。

データサイエンスチームでは今年の3月から サーベイチャレンジ という取り組みを行っています。 本記事ではその取り組みをご紹介しようと思います。

概要

サーベイチャレンジの概要です。

[内容] 論文を読み、データサイエンスチーム内で共有する
[目的] 料理に関する様々な研究を知る・様々な分野の最先端技術を知る
[作業時間] 基本的に業務時間内に実施
[共有時間] 週1回のチームMTG内で共有及び議論
[参加者] データサイエンスチームメンバー(2人〜5人)

サーベイチャレンジを一言でいうと
「みんなで論文を読み、その知見を共有する取り組み」です。

進め方

サーベイチャレンジの進め方を紹介します。

  1. 各々が読む論文をmendeleyに格納し、チーム内で共有
  2. 論文を読んだ感想をテンプレートに従って記載。(Githubのissueで管理)

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論文を読んだ感想のテンプレート

3.週1回のチームMTGでそれぞれがその週読んだ論文について議論し合う

当初はGithubのみで管理していましたが、論文の管理が少し面倒でした。
そこで文献管理ツールのmendeleyを導入し、簡単に一括管理ができるようにしました。便利です。

実施内容

どんな内容の論文を読んでいるか少しご紹介します。

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実際に読んだ論文1

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実際に読んだ論文2

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今までに読んだ論文の一部

今までに30本以上の論文を議論しています。

取り組みに抱く感想

サーベイチャレンジを始めたことで論文を読む習慣が出来ました。 一人だとすぐ飽きてしまいそうですがチームで共有し議論することで一定のペースを保てて継続出来ているのが良いことだと思います。

また、実際にやってみてサービス開発に活かせるような知見をたくさん発見できたのが驚きでした。論文というと少し学術的な方面によっているのかな・・と思っていたのですがめっっちゃ役に立つ情報が眠っています。

最後に

サーベイチャレンジをすることで継続的に最先端の技術を知ることが出来たり、様々な研究内容をチーム内で共有し議論することができています。
今後も続けていき新たな発見をしていければと考えています。