6月末になって梅雨も本格的になってきましたね。クラシルでAndroid開発をしているエンジニアのみうらです。
今回は社会人の皆さんにとって馴染み深い、「目標設定と振り返り」について書きたいと思っています。
目標設定と振り返りについて
delyでは1年をQ(四半期)毎に区切っていて、部などの組織もそうですが個人の目標設定や振り返りなどもQ毎に行われています。
1Qが4~6月なので、6月末の今頃はそろそろ1Qの振り返りと来Qの目標設定を行う時期なんですね。
目標設定は悩みがち
ところで皆さんは個人目標の設定は得意でしょうか?正直に言って私は苦手です笑
目標は会社としては売上に紐付けられると一番わかりやすくていいと思うのですが、開発業務の全てを売上に紐づけるのって難しいんですよね。
開発業務の場合は新規開発なら明確な目標と貢献度が見えやすいですが、運用開発業務だと直接的に売上に紐づいたタスクではない場合も多いと思います。
他にも部門目標に沿った目標を立てるとしても自分の業務でどう部門や会社に貢献すればいいのかわからない…今後のキャリアを踏まえてといっても自分のキャリアどうしようか決まってない…
こんな感じで悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。私はよく悩みます🤔
目標設定は悩むとは思いますが、結局は上長と認識や期待値すり合わせができていればOK、であると思います。自分のやりたいことが会社の方針とあっており、その上で評価されることであるということの認識が上長とあっていれば成立すると思います。
delyでは目標設定を1on1で上長orメンターとすりあわせて決定しています。
しかし、1on1には時間制限もあり、上長とのすり合わせが十分ではないということもありました。
そのため、Androidチームでは目標設定面談の前に上長やチームメンバーと認識や期待値をすり合わせるために、振り返りワークショップを行っています。
クラシルAndroidチームでの振り返り
振り返りはKPT+ドラッカー風ワークショップに近い形でやっています。
ワークショップは以下の問いに対して自分の思っていることを書き出して進めています。
- 今Qで良かったこと&課題に思ったこと
- チームメンバーは来Q自分にどんな成果を期待しているかor自分は来Qどんなことをやろうとしているか
- 他メンバーに来Q期待することはなにか
ドラッカー風ワークショップはGMOペパボさんのこちらの記事を参考にしています。
なぜドラッカー風ワークショップを取り入れているかというと、KPTもいいのですが、KPTはProblemとTryに集中しがちなのと、ProblemとTryをまとめてもチームの課題と目標にはなるが、個人目標に落とし込みづらいことがあるのを課題に思ってました。
チームの課題と個人目標は一致しないこともありますし、課題だけが目標ではないですからね。
その点、ドラッカー風ワークショップでは個人のTryに集中できるのと、そのTryにチームメンバーからのフィードバックや、どう期待されているのかを具体的に言ってもらえる点が気に入ってます。
チームメンバーからのフィードバックは目標設定としても妥当なことも多く、個人目標設定の良い材料にもなります。
使用ツール
ワークショップのツールは以下を使っていました。ホワイトボードのように使えるものであれば何でもいいと思います。
- 出社時
- ポストイット
- リモート
- Google Jamboard
- FigJam
- Google Jamboard
まとめ
いかがだったでしょうか?
目標設定は多くのビジネス書でも語られているように物事を進める上でとても大事なものです。
より良い目標設定を行うため、Androidチームでは個人目標設定のサポートとしてチームでの振り返りワークショップを行っています。
目標設定でお悩みの方はチーム内で導入を検討してみるのはどうでしょうか?
最後に
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