こんにちは、delyのリテールカンパニーで新規サービスのAndroidアプリ開発を担当しているnozakingです。 今回もdelyのAndroidアプリエンジニアにインタビューした内容をお届けしたいと思います。
今回は第3弾として、TRILLカンパニーのkenzoさんにインタビューしました!
第1弾のインタビュー(parayaさん)はこちら↗︎
第2弾のインタビュー(Jさん)はこちら↗︎
インタビュー経緯
第3弾の内容の前に、インタビューに至った経緯を説明させてください。
私はAndroidアプリエンジニアの採用活動に携わらせていただいているのですが、面談や面接をしていくなかで、エンジニアとしてこの先どう歩んでいくかを決めかねている方の声を聞くことがよくありました。 そんなモヤモヤを晴らすような、いい話ができたらいいなと私は思いました。
そこで、せっかくdelyには複数のAndroidアプリエンジニアがいるので、インタビュー企画を始動しました🦸♂️!! 世の中のエンジニアの皆さんに、少しでもAndroidアプリ開発の魅力(と、ついでにdelyで働くことの魅力)をお伝えできれば幸いです。
delyに在籍するAndroidアプリエンジニア全員にインタビューしていくつもりで、月一を目標に発信していきます🚀
いざ、インタビュー
冒頭でもお伝えしましたが、第3弾は、TRILLカンパニーでTRILLのAndroidアプリ開発を担当する、kenzoさんにインタビューしました!
k:インタビュイーのkenzoさんの発言
n:インタビュワーのnozakingの発言
delyに入社したのはいつですか?
k2018年1月1日です。
いまはどんなお仕事をしていますか?
k主にTRILLのAndroidアプリに関わることすべてです。
開発はもちろんですが、Androidアプリ開発チームのメンバーのマネージメントやサポートもしています。
あと、採用業務(書類選考や面接など)もやっていますね。
n今この機能を実装している!みたいなものはありますか?
kTRILLの検索機能のリニューアルです!
以前は機能実装をガッツリやっていたのですが、最近は割合を減らして、チームのマネージメントとサポートの割合を多くしています。
現在Androidアプリ開発チームは(自分を含めて)3人のメンバーがいるのですが、メンバーが多ければその分進捗も人数倍になるわけじゃないですよね。今はチームで最大の進捗感を出せることを目指して取り組んでいます。
Android版 TRILLはこちら
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.trilltrill.trillplay.google.com
どうしてAndroidアプリエンジニアになったのですか?
k新卒で入社した会社ではアプリは作っていなかったけれど、Javaを利用した開発の経験がありました。
次の転職先はスタートアップで、何をやるかと考えた時、Javaを書けるならAndroidアプリをやろうとなりました。
その時はAndroidアプリだけではなかったのですが、他にAndroidアプリを開発できるメンバーがいなかったので、僕はそこを担当する割合が多かったです。ちなみに当時はバックエンドも担当していました。
n転職先のスタートアップで「Androidアプリ開発やるぞ!」となった時、そこで初めてAndroidアプリ開発をしたのですか?
kそうですね、そこではWebサービスとアプリを開発していたのですが、そこが初めてでした。
n結構前の話ですよね……
k10年ほど前の話ですね。
nその頃って、今ほどAndroidアプリ開発のドキュメントって親切じゃなかったですよねw
kたしかにw
ただ当時はとにかく作る!という感じで、Androidアプリを開発する力をつけるには社外の活動に参加していくなどする必要があるような環境でした。当時は頑張っていたつもりだけど、今考えるともっとやりようがあったよな……と思っています。
nなるほど……そしてその次にdelyにジョインして、めきめきパワーアップしていくんですね!
どうしてdelyでAndroidアプリを開発することにしたのですか?
kdelyを知ったきっかけはエージェントに紹介されたことでした。当時はdelyのことはまったく知りませんでした。
当時、大竹さん(現在はクラシルマート事業を統括するdely執行役員/コマースカンパニーGM)と話して、「この人と一緒に仕事がしたい!」と感じました。
nおお、人に惹かれたのですね。
kそうですね、完全に大竹さんに惹かれましたね。
僕と同じ時期に入社した人は同じような理由の人が多いんじゃないかなと思いますw
大竹さんが今開発しているサービスへの想いをひたすら語っているのが印象に残っています。
そしてdelyで働くことに決めました。
当時一番経歴やスキルがあったのがAndroidアプリ開発だったので、Androidアプリエンジニアとして入社することになりました。
※大竹さんについては是非下記をチェックしてみてください👀
Androidアプリ開発の魅力はどんなところだと思いますか?
kやっぱりユーザーが直接触るっていうところが良いですよね。
あとWeb上のサービスと違って、触ってもらうハードルが高いと思うんですが、一度使ってもらって、そのとき良いと感じてもらえたら使い続けてもらえるものだと思うんです。なので、WebよりもUIが良くないといけないと思いますし、ユーザーにとっての使いやすさみたいなのを追い求めていけるところが魅力だと思います。もちろんWebにおいても必要な部分ですが、アプリだとより必要な部分だと思います。
特にdelyでのAndroidアプリ開発にはどんな魅力があると思いますか?
k入社してから現在まで、配属の変更を何度か経験しているのですが、それぞれ異なる魅力がありました。
kクラシルで開発していた時は一緒に働く人がいる、というのが良かったと思います。前職では、みんなAndroidアプリは作れるけれど、専門的にやっている感じではなかったので、クラシルに入社してそこにすごく違いを感じました。
入社した当時は僕と梅森さん(現在もクラシルのAndroidアプリ開発を担当している人)の2人でしたが、梅森さんがすごくできる人だなっていう印象を感じました。僕がAndroidアプリエンジニアとして一番成長したのは、delyに入社してからだなって思うので、優秀な人と一緒に働けるのは魅力のひとつだなと思います。
当時は2人で、僕と梅森さんにレベル差があったので、梅森さんが言っていることをすんなり受け入れることが多かったのですが、その後メンバーが増えることでいろんな考え方がぶつかりあい議論できるようになりました。
※梅森さんの考え方を垣間見るれるかもしれない、最近書いた記事もぜひご覧ください👀 tech.dely.jp
k人が増えてくると、組織の体制も変わっていきました。言われたものをただ作るのではなく、エンジニアもデザイナーもみんなで一緒に考えて作る、という開発の仕方になっていて、それがとても良いなと感じていました。
その後、坪田さん(delyのCXO)が入社されたというのも転機になりました。
坪田さんって作ったプロダクトに対する目が厳しいんですよね。大変ではあったのですが、それを頑張ってやることで自分の能力的にも上げることができた気がしますし、より良いものが作れたというのはすごく良い環境になったなと思いました。
作ってるものに対して「いや〜、これで許してよ〜」って思うことってあると思うんですけど、坪田さんはちゃんとした基準を持っているので「これはダメ」というのがはっきりするんですよね。それが良かったと思います。
※坪田さんについては是非下記をチェックしてみてください👀
Tweets by tsubotax twitter.com
kその後TRILLに異動しましたが、当時はAndroidアプリエンジニアは僕一人だったし、何していいか分からない状態でした。それまではクラシルでチームで開発していて、いろいろ分担している状態だったのですが、状況が変わり、全部自分が見る必要になりました。自分が見てなかった部分もやる必要が出てきたので知識も増えたな、と思います。
しかも、TRILLカンパニーはグローバル化が進み、Androidチームの会話は全て英語になりました。
……という感じで、フェーズがどんどん変わっていって、自分のいろんな部分の成長にも繋がるし、シンプルにいろんなシーンが見れて楽しい、みたいな魅力がありますね。
n組織としても成長過程にあるから、自分もいろんなポジションにいれるチャンスがある、みたいなのありますよね。
kそうですね。やることが変わるので、その時々は最初しんどいんですが、それが楽しかったり、自分が今まで使ったことない部分を使わなきゃいけない、みたいな感じでレベルアップしていってるような感覚がありますね。いろんな力がついているように思います。
delyのAndroidアプリ開発をする中で、やりがいや達成感を感じたエピソードを教えてください。
kさまざまな部署にいたので、これだ、っていうのは難しいですね……。環境が変わった最初は大変なんですけど、その大変さを乗り越えてちゃんと成り立ってきたな、と感じられた時は達成感がありますね。まあ、またすぐに大変な波はやってきますがw
あとは……あまり自分で「やりきったな」とは感じてないんですよね。ずっと環境は変わっていきますし、課題は常に出てきますし、それの連続ですね。山を乗り越えても 「やりきった」と感じる間も無く次の課題がやってくるみたいなw
n息つく暇もなくって感じなんですね
kそうですね。平らなところにはあんまりいない感じです。でもその方が良くないですか?
nわかりますね、平らなところにいるよりも、険しい山登ってる方が楽しいですよね。
例えば最近登った山ってどんなのがあるんですか?
k大きめの山ですと、最近ではないのですが、自分がTRILLに異動した時ですかね。(2021年7月)
当時TRILLのAndroidアプリは既にリリース済みでしたが、担当エンジニアが不在な状況で、そこへ自分が入っていきました。引き継ぎなどはなかったので、既存コードを読み解きながら仕様を把握しつつ、新しい機能を実装する必要がありましたが、それをやり遂げた時は達成感がありましたね。
kといいつつも、当時のソースコードは長い間手を加えられていないような大変な状況で、その上に新しい機能を実装したので、やりきったとは言いつつもまだまだ直す部分があるなーと思っていました。そこは引き続き改善していっているところですね。(やっぱり息つけてないw)
この息つく間もない感じが好きな人にはもってこいな環境ですね。
その他、世の中に発信したい思いがあればお願いします。
k結構delyで働く魅力みたいなのは話したなあと思いますし、それが言いたかったことかなあ。
息つく暇もなくやることがたくさんあって、それが良いと思う人には良いと思いますし、環境が変わることが多いのでチャレンジする機会も多いですし、いろんな成長の機会があるよなと思います。
だって、前はTRILLの開発は日本人4人のチームだったのに、1年経って20人弱のチーム、しかも半分は外国籍のメンバーですからねw
n確かに、TRILLはここ最近ものすごく変わった組織ですね。
k特に今年の2月には一気に人数が増えたので、環境の変わり方はすごいですね。
それを楽しめる方に是非きて欲しいですね。
kTRILL開発の現場にいて思うのは、変化の多く難しいけどやりがいのある環境があります。特にTRILLはグローバル化が激しかったりしますし。
今後もグローバルな環境で働くような状況っていうのは増えていくんじゃないかなと思うので、いち早くそれを取り入れている環境だと思いますし、会社としても力を入れているところなので、そこが良いなと思っています。
↓先日公開したTRILLの開発に関するnoteの記事です。こちらでもグローバル化への挑戦について触れていますのでぜひご覧ください🙌 note.com
kenzoさん、ありがとうございました🙌!!
さいごに
第3弾はいかがでしたでしょうか? kenzoさんはdelyのメンバーとして長くいる方なので、delyの過去から現在までの貴重な話も聞けて、nozaking(kenzoさんより2年半後に入社)としてはとても興味深かったです。 今回はdelyで働くことの魅力についてたっぷり語っていただいたので、たくさんの方に伝わると嬉しいです😊
前回の第2弾 Jさんへのインタビュー記事も公開しておりますので、よかったらご覧ください📄
Jさんは今年入社したので、また違った魅力を語ってくれています🎤
引き続き、第4弾も実施したいと思っておりますのでよろしくお願いします🙇♂️
もし、delyのメンバーとお話してみたい!と思ってくださった方は、カジュアルにお話しする場も設けられますので、どうぞお気軽にお声かけください 🙌 下記の採用リンクから応募いただけますのでお願いします!