こんにちは、delyのリテールカンパニーで新規サービスのAndroidアプリ開発を担当しているnozakingです。 今回もdelyのAndroidアプリエンジニアにインタビューした内容をお届けしたいと思います。
今回は第5弾として、わたくしnozakingのインタビュー内容をお届けします📣
第1弾のインタビュー(parayaさん)はこちら↗︎
第2弾のインタビュー(Jさん)はこちら↗︎
第3弾のインタビュー(kenzoさん)はこちら↗︎
第4弾のインタビュー(umemoriさん)はこちら↗︎
インタビュー経緯
第5弾の内容の前に、インタビューに至った経緯を説明させてください。
私はAndroidアプリエンジニアの採用活動に携わらせていただいているのですが、面談や面接をしていくなかで、エンジニアとしてこの先どう歩んでいくかを決めかねている方の声を聞くことがよくありました。 そんなモヤモヤを晴らすような、いい話ができたらいいなと私は思いました。
そこで、せっかくdelyには複数のAndroidアプリエンジニアがいるので、インタビュー企画を始動しました🦸♂️!! 世の中のエンジニアの皆さんに、少しでもAndroidアプリ開発の魅力(と、ついでにdelyで働くことの魅力)をお伝えできれば幸いです。
いざ、インタビュー
冒頭でもお伝えしましたが、第5弾は、リテールカンパニーでAndroidアプリ開発を担当する、nozakingのインタビュー内容をお届けします! 自問自答しようと思いましたが、umemoriさんがインタビュワーを引き受けてくれました🙏感謝
n:インタビュイーのnozakingの発言
u:インタビュワーのumemoriさんの発言
delyに入社したのはいつですか?
n2020年7月です!
uAndroidアプリエンジニアとして採用したけど、最初はサーバーサイドのお仕事をしていましたよね💡
nそうですね! 入社して3〜4ヶ月ほどサーバーサイドエンジニアとして過ごしたのち、2020年の11月ごろにクラシルのAndroidチームにジョインしました。
当時はリアーキテクチャに取り組んでいましたね。
↓リアーキテクチャのことが少し分かる記事(2年前です😲!) tech.dely.jp
いまはどんなお仕事をしていますか?
n今はリテールカンパニーという事業部で新規事業のサービスを開発しています。
↓新規事業や組織について軽く触れている記事です note.com
どうしてAndroidアプリエンジニアになったのですか?
n私がAndroidアプリエンジニアになったのは、新卒1年目の時、入社した会社でのスマートフォンアプリ事業の新規立ち上げがきっかけでした。
ちょうど入社のタイミングで、その事業部への新卒受け入れもあり、「これから盛り上がっていきそうな事業だな」「裁量のある仕事ができそうだな」と思い、希望を出したところ配属が決まりました。
なぜそこでAndroidアプリ開発をやることになったのかというと、当時はiPhoneが広く普及し始めた時期だったのですが、その時の事業部長が「これからはAndroidの時代が来る!」と言ったからですね🤔(Honeycombがリリースされた頃です)
↓当時の最新バージョン developer.android.com
uAndroidアプリエンジニアとしてのキャリアを積んでどうでしたか?
nうーん……良かったんじゃないでしょうか!
当時、Android端末なんて持ってる人はあんまりいなくて、「自分でアプリ作ったんだー」と知人に言ってもそんなに反応は良くなかったんです。ですが、最近だとみんな普通に持っているので、自分が作ったものを使ってくれている喜びを感じられますね。
uたしかに、昔に比べれば随分増えましたね。昔は周りはiOSしか持ってないみたいな感じでした😂
nそうなんですよね。人がちゃんと使ってくれるものを作っているというところで、やってて良かったと思いますね。
どうしてdelyでAndroidアプリを開発することにしたのですか?
nまずdelyに入社した理由ですが、転職を考えていたとき「もっとユーザー目線で仕事したい」「ユーザーに価値を提供したい」と思っていました。ちょうどその時Twitterのタイムラインに「クラシルの開発のオンボーディング資料を公開します」という坪田さんのツイートが流れてきたんですよね。それを読んでみたら、「ユーザーファースト」というワードやチーム開発の方法とか、当時の私の求める働き方がそこには書かれていて「これじゃん!」と思いました。そして求人の応募ボタンをポチッと押しました!
↓その時のツイート
クラシル開発チームのカルチャー言語化してみました! / ユーザーファーストであり続けるために開発チームオンボーディング資料を作ってみた|坪田 朋 @tsubotax https://t.co/vA81SOgPQV
— 坪田 朋 / クラシル (@tsubotax) 2020年2月27日
nあと、他の会社もいくつか受けていたんですが、クラシルは自分も使っていて身近なサービスでしたし、採用面接をしてくれた梅森さんとか面白そうな人だなと思ったのでdelyにしました。
n次に、Androidアプリ開発をすることになった理由ですね。転職活動していた当時の自分がユーザーにちゃんと価値を提供できるのはなにか?と考えた時、一番経歴が長いAndroidアプリ開発だなと思ったので応募しました。
ですが、いざ入社したらサーバーサイドエンジニアになってましたね。
それはそれで、当時のdely社では必要な役割でしたし、何か価値が提供できるなと思ったので、「サーバーサイドエンジニアでも良し!」と思ってお受けしました💪
u入社時とかなり状況は変わっていますが、入った時と今で気持ちの変化みたいなものはありますか?
n最初はクラシルの開発をしていましたね。クラシルには既にたくさんユーザーがいたので、ユーザーを大事にしようというか、クラシルのユーザーって何考えてるんだろうっていうのを考えて開発していました。今はリテールカンパニーに異動して、新規サービスの立ち上げのために収益性みたいなところも気にしていますね。あと、toC、toBの面、両方ありまして、気にするところが結構増えました。そういうとことが変わったところかなと思います。
utoBの登場人物もまたユーザーともとらえられるので、ユーザーとして存在する人の種類が増えたと考えられますね。
nたしかに!
utoCだけではなく、toBのことも視野に入れるという変化ははポジティブに楽しめていますか?辛いところもあれば聞いてみたいです。
n対応に悩む瞬間があるところですね。関わる人が多いからこそ特殊な事情が入ってきてしまう場面もあるのですが、全員の求めるものを反映していると手が足りなくなってしまう。とは言え、ビジネスパートナーとして無視することはもちろんできないので、折衷案を考えたりそのバランスを取るのが難しくもあります。
その反面、toC/toBどちらも対象としてるといただく意見が多種多様なんですよね。「そんなふうに感じる面があるのだな」という新しい発見があるのはポジティブに感じています!
Androidアプリ開発の魅力はどんなところだと思いますか?
n自分がAndroidアプリを開発しはじめたのが2011年からだったのですが、当時は動きがカクカクでUIがあまりかっこよくなかったんですよね。その後、Material Designが発表された時に「すごくかっこよくなってる!!」って思ったんですよね。
uMaterial Designはredさん(リテールカンパニーのデザイナー)が好きなやつですね。
nそうですね😁
↓Material Designが好きなredさん(nozakingの同僚) twitter.com
nMaterial Designが出た時に、「ちゃんとかっこよく作れる!」と思いましたし、それ以前からもOSとしてちゃんと進化してたなって思うんです。その進化を見てきたので、前回のインタビューでの梅森さんの言葉のまんまですが「まだ掘れるじゃん!」って思いました。それがすごく楽しいなって思っています。
まだ掘れますね。モバイルアプリ開発の世界は。
dely Androidアプリエンジニアインタビュー 第4弾 umemoriさん - dely Tech Blog
uMaterial Designに関しては最近また大きなアップデートがありましたよね。こちらもすごい進化してますよね。
nそうですね。
iOSもHuman Interface Guidelines等がアップデートされたり、UIのトレンドが変わっていったりってのも楽しいんですけど。Androidを長くやっている身としては、Material Designの発表は衝撃的でしたね。
uそれまでのAndroidってなんとなくビジネス向けという感じでかっこよくはなかったですよね。Material Designが登場したことによって、「ツールとして便利だから使ってる」的なものから「かっこいいから使ってる」という人がもしかしたら増えたかもしれないですね。
n昔はアプリを作る上でのデザインシステムという概念がなかった気がするんですよね。好き勝手にボタン配置したり。
公式的にデザインガイドラインが登場したことで、アプリの中の世界だけじゃなくて、Androidを使ってる人向けならこういうふうに作ると使いやすいですよ、というのが明確に示されましたよね。例えば、ボタンの右がポジティブで左がネガティブ、のように。そういう部分がしっかりと整ってるからAndroidアプリ開発者もユーザーに優しいUIを実現しやすくなったなというのを感じます。(最初は私も無茶苦茶なUIのアプリを作っていたものです😅)
uそういうのが整備されているっていうこと自体がプラットフォームの魅力なところありますよね。
nそうですね!
delyでのAndroidアプリ開発にはどんな魅力があると思いますか?
n担当領域外のメンバーとの連携しやすさみたいなものがあって良いなと思っています。例えば、先ほど登場したデザイナーのredさんと一緒に仕事していますが、Material Designを理解した上でちゃんとしたデザインシステムを作ってくれているので実装しやすかったりしますし、UIについての議論もしやすいんですよね。以前の現場だと、一枚絵のデザインからエンジニアがよしなに解釈して実装しなきゃいけないなんてこともありましたので……。
uよしなに解釈しなくちゃいけない事情はAndroidアプリ開発あるあるですね😢
iOSのデザインだけが用意されて、それを見ながらAndroidに最適なUIを実装するという話はよく聞きますし。
nそうですね。
その辺がちゃんと整備されているので、エンジニアとしてすごく仕事しやすいですし、UIに関する議論もできるのですごく良いと思う部分ですね。
それはクラシルでもリテールでも同じく言えることです。
uデザイナーもエンジニアも、それぞれの領域を越えるような部分も勉強して取り組んでいますよね。良い相互作用が働いている環境だと思います。
n私もそう思います!
nあとは、自分以外のAndroidアプリエンジニアがいるという環境が私にとっては大きいです。前職では1人ぽっちだったので、実装面で誰にも相談できなかったんです。
例えばクラシルの時は、自分以外のAndroidアプリエンジニアが当時は4人いて、考え方もそれぞれで異なり、議論が白熱した時もありましたね。そういう環境に身を置いてるだけでも勉強した気になるし、「そんな考え方があるんだ!」という新たな発見もありました。
そういう状況を経てから新しくアプリを作ることになったので、「他の人が見た時も違和感がないようにしよう」というのを考えられるようになったと思います。
uいろんな人と議論した経験があるから、他者の視点を考えながらコードを書くことができるようになったっていうことですね。
nそうですね。とても良い経験でした。
delyのAndroidアプリ開発をする中で、やりがいや達成感を感じたエピソードを教えてください。
nAndroid開発ではないエピソードなのですが、クラシルで検索機能を改善して、良い検索体験を提供しよう、という目的をもつスクワッドにいた時、ユーザーの行動分析をしたり、ユーザーが何をしたらクラシルに価値を感じたと判断できるのか?というのをものすごく考えた時間があったんですよね。その時の取り組みはやりがいを感じたことの1つですね。
u当時は開発だけではなく、結構いろいろやってましたよね。
nそうですね。開発したっていうよりは、分析した方が多かったと思います。
当時いたデータエンジニアやアナリストの方に分析の仕方を教えてもらったりしながら、本格的に取り組んだ記憶があります。タイミング的にも入社した直後に取り組んだことで、自分の中ですごく楽しかったし印象に残った出来事だったんですよね。
uアプリ開発って、コードを書くだけではなく、ユーザーやデータと向き合うというのも含まれると思うんですよね。コードを書く部分以外にも取り組めて達成感を感じられるというのはdelyのアプリ開発ならではだと思いますね。現場によってはぜんぜんアプリエンジニアがデータ見ない場合もあると思いますし。
nおっしゃる通りですね!delyならではの良いところです。
その他、世の中に発信したい思いがあればお願いします。
n自分は「Androidアプリ開発やるなら絶対delyだぜ!」とは思っていないんですけど、delyだからある機会、例えばユーザーに向き合える等がありますよね。そこに惹かれた人にとっては良い場所だろうなと思うし、そういう人と一緒に働きたいですね。
あと、入社前はクラシルは出来上がったサービスだと思っていたんですが、全然そんなことはなかったです。まだまだやりたいことは多いし、1つ上の段階に進もうと思ったら結構大掛かりな挑戦が必要だったり……他にも自分がやっているように新しいサービスを立ち上げる、みたいなこともがっつりあるので、腰を据えたいというよりまだ荒波に揉まれたいという人にも良い環境だなって思います。
uこれからも、「もうやることないよね、保守しかしないよ」みたいな状況は想像できない会社ではありますね。そういうところに魅力を感じる方はdelyに来るといいかもしれないですね。
nそうですね!
さいごに
第5弾はいかがでしたでしょうか? nozakingが現在開発に携わっている新規事業についてはあまり詳細を語れなかったですが、興味を持っていただいた方はぜひお声かけください!カジュアルにお話しする場で詳しくお話しさせてください🙂 nozaking以外にも、delyのメンバーとお話してみたい!と思ってくださった方は、どうぞお気軽にお声かけください 🙌 下記の採用リンクから応募いただけますのでお願いします!